小動物のペットを地震から守る7つの方法|特殊な備えが必要
小動物のペットを地震から守る7つの方法|特殊な備えが必要
この記事を読むための時間:3分
小動物のペットを地震から守るには、特殊な備えが必要だと知っていますか?
地震に対する基本的な備えは、犬や猫などの一般的なペットと大きくは変わりません。しかし、小動物は一般的なペットと比べて餌が特殊であったり、温度や音によってストレスを感じやすい傾向にあります。そのため、小動物をペットとして飼っていた場合は、地震対策の備えとして犬や猫などと異なる準備も必要なのです。
そこで、この記事では小動物のペットを地震から守る7つの方法について解説していきます。小動物を飼っている方はもちろん、飼うことを検討している方もぜひ参考にしてみて下さい。
小動物のペットを地震から守る7つの方法
地震からペットを守るためには、事前の準備が必要不可欠です。犬や猫などとは違って、小動物のペットの場合は特殊な準備が必要となります。
ペットの周りから危険を無くす
地震はいつ発生するか分からないため、ペットが留守番中の場合でも安全を守れるように、飼育環境を見直しましょう。
具体的な対策の例は以下の通りです。
- ハウスに屋根を付ける
- キャスターはロックする
- 十分な水を用意しておく
- 家具が倒れないようにする
- 高い所に重いモノを置かない
- ハウスを安全な場所に設置する
- 引き出しが飛び出ないようにする
- 室温が長時間保たれるようになっているか
小動物用の餌を常備しておく
地震などの災害に対する救援物資では、ペット用の餌が届くまでに時間がかかる傾向にあります。基本的には人間用の物質が優先されるからです。
特に、小動物の餌は犬や猫などと比べると特殊な物も多く、救援物資で確保するにはより時間がかかると言えるでしょう。
普段与えている小動物用の餌を常備しておくと、避難する際に便利です。
避難場所・避難ルートを事前に確認する
小動物のペットを飼っている方は、事前にペット受入可能な避難場所と避難ルートを確認しておきましょう。
避難場所では共同生活となるため、ペット受入ができるかどうかは避難場所ごとに異なります。
ペット受入に関して条件がある避難場所も多くあるため、確認しておくと良いでしょう。
また、避難場所までのルートも確認しておきましょう。地震によって風景が変わっている可能性があります。
預け先を確保しておく
デリケートで飼育が難しい傾向にある小動物は、避難場所ではなく他に安全な預け先があると安心です。
小動物は音や温度にデリケートであり、共同生活を強いられる避難場所では過度のストレスがかかる可能性があります。
また、小動物が逃げてしまった場合、開放的な避難場所では見つけられない可能性が高くなります。
そのため、頼れる預け先があるのであれば、事前に話をしておくと良いでしょう。
温度・音によるストレスを軽減する
小動物は他の大きなペットに比べてデリケートであり、温度変化や騒音によってストレスを受けてしまいます。
ペットの特性に応じて、温度や騒音の対策を考えましょう。
例えば、寒さに弱い小動物の場合はカイロや毛布を避難場所に持っていくと効果的です。音に弱い小動物の場合は囲いなどを作って防音対策をすると良いでしょう。
家族でペットの守り方を相談する
地震が発生した場合に、どのようにペットを守るのかを家族で話し合いましょう。
どこの避難場所に行くのか、ペットが留守番中だった場合は誰が自宅へ戻るのか
地震などの災害はいつ何時起こるか分かりません。そのため、あらゆる場面に備えて準備しましょう。
ご近所さんと繋がりをもつ
ペットの留守番中に地震が起きた場合、飼い主がすぐに自宅へ戻れない可能性もあります。
その際、ペットの安全を確認してくれるご近所さんがいると安心です。
普段からご近所さんと繋がりを持ち、話し合っておくと良いでしょう。
小動物ならではの備えでペットを地震から守ろう
この記事では、小動物のペットを地震から守る7つの方法について解説しました。
地震が発生した場合、飼い主はペットとの同行避難が原則となります。ペットが避難場所でストレスを感じ過ぎないように、温度変化や騒音から守りましょう。
小動物はデリケートなので、預け先を確保できる場合は、避難場所よりも安心かもしれません。
普段から地震に備えて準備をしておきましょう。
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