ドッグフードのアレルギー対策にはサーモン原材料がおすすめ!
サーモンのドッグフードはアレルギーになりにくいって本当?
この記事を読むための時間:3分
愛犬の食物アレルギーで困っている方におすすめなのが、サーモンを原材料としたドッグフードです。
近年は犬のアレルギー対応食材として人気が高まっています。今回は、サーモンドッグフードのメリットや、失敗しない選び方を紹介します。
食物アレルギー対策にサーモンドッグフードがおすすめ
サーモンドッグフードがアレルギーを起こしにくい理由は、「流通量が少ない」からです。
食物アレルギーは、繰り返し摂取することで発症してしまう症状ですので、流通量が少なく食べた経験があまりないサーモンは、アレルギーを引き起こす可能性が低くなります。
肉類でアレルギー症状が出てしまう犬には、最適な食材といるでしょう。サーモンでアレルギーを引き起こしたという報告は、ほとんどありません。
サーモンドッグフードのメリット
アレルギー対策に最適なサーモンドッグフードには、さまざまなメリットがあります。
アレルギー対策以外の良い面を、3つ紹介していきましょう。
栄養価が高い
サーモンには、オメガ3脂肪酸のDHAとEPAが多く含まれています。
これらの成分は、中性脂肪や悪玉コレステロール減少を助ける働きがあり、皮膚のトラブルの改善にも期待ができるでしょう。DHAは脳に必要な成分であり、神経細胞を活発にし、認知症予防にもつながるといわれています。
また、サーモンに含まれる「アスタキサンチン」という成分には、抗酸化作用や肝機能改善があるといわれており、毛ヅヤの改善も期待できます。
アスタキサンチンは、犬用のビタミン剤として多く流通しているものです。
肥満の予防
サーモンは栄養価が高く、高タンパクな食材でありながら「低脂肪・低カロリー」というメリットがあります。
犬も人間と同じように、ダイエットの基本は「食べ物のカロリーを減らす」ことです。
しかし、食べる量を減らすなどの対策は犬のストレスにつながる場合もあります。
サーモンドッグフードであれば食べる量は減らさずに、筋肉に必要なタンパク質を摂取しながら、カロリーを減らせるのです。
消化に良い
魚のタンパク質は肉と比較して消化が良く、多くの栄養素を吸収できます。
消化が良く体に負担をかけずに食事ができるで、アレルギー対策だけでなく、シニア犬への食事としてもおすすめです。
失敗しないサーモンドッグフードの選び方
これまでドッグフードを「愛犬の好きなもの」「なんとなく良さそう」という観点から選んできた飼い主さんもいるでしょう。
しかし、サーモンドッグフードを「アレルギー対策」として選ぶのであれば、しっかりとした判断基準が必要です。
ここでは、サーモンドッグフードを選ぶ判断基準を3つお伝えします。
タンパク質が「サーモンのみ」を選ぶ
アレルギー対策でサーモンドッグフードを選ぶなら、「肉類」が入っていないものにしましょう。
サーモンが主原料に使用されているドッグフードの中には、鶏や牛の肉が混ざっているものもあるので注意が必要です。
原材料をしっかりとチェックした上で、愛犬に与えることが大切です。
穀物が入っていない
穀物類もアレルギーを引き起こす食材です。
アレルギーの原因となる食材がハッキリしていない時点では、穀物類も排除した方が良いでしょう。
また、犬は穀物類の消化が苦手だといわれています。腹持ちの良い食材ですが、犬の健康を考えるとあまりおすすめできません。
穀物不使用のフードには「グレインフリー」の表示がありますので、原材料をしっかりとチェックしましょう。
原産地や製造工場もチェック
サーモンの原産地も把握しておきましょう。
原産地が分かれば、どのような環境で育ったサーモンなのかがわかります。
また、養殖か天然魚なのかが記載されていると、さらに良いでしょう。養殖魚であれば、「ホルモン剤や抗生物質」の表記がないものが望ましいです。
そして、製造工場や製造過程の情報も開示していると、さらに安心です。しっかりと情報が開示されているドッグフードは、信頼性が高いといえます。
まとめ
サーモンドッグフードはアレルギー対策の食事として有効性が高い上に、愛犬の健康面にも良い影響があります。
サーモンは消化吸収が良く、認知症予防に効果を期待できるDHAの成分も入っており、シニア犬にもおすすめです。
原材料をしっかりチェックして、愛犬にピッタリのサーモンドッグフードを選んであげましょう。
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