犬がウンチを食べる5つの理由と解決策
散歩中に愛犬が自分のうんちを食べてしまっている光景を目にしたことはありませんか?
信じられないと思うかもしれませんが、意外とよく見られる行動なんです。
人間なら信じられない行動ですよね。
犬がうんちを食べる事を【食糞】と言います。
今回は犬の食糞についてまとめていきます。
なぜウンチを食べてしまうのか?
そもそもなぜウンチをたべてしまうのか?
それにはいくつかの理由があります。本能的に食べてしまうこともあるのでなぜ食べてしまうのかを知っておきましょう。
母犬が子犬のウンチを食べる
この行為は母性本能による行為です。
生まれたばかりの子犬は自分で排泄をすることが出来ません。そのため母犬が肛門を刺激して排泄を促してあげるんです。
そして舐めてキレイにしてあげます。
その他には巣を清潔に保つためにウンチを食べたり、
臭いで敵に場所を知られないためであったりと子犬の為の行動であったりします。
子犬がウンチを食べる
子犬は好奇心からウンチを食べてしまいます。
人間の赤ちゃんもついつい何でも口にいれてしまいますよね?
その行動と同じです。
母犬の真似をしている可能性もあります。
成犬がウンチを食べる
母犬が子犬のウンチを食べる以外に大人になった犬がウンチを食べるのにはいくつかの理由があります。
- いつも食べているごはんに飽きた
- ごはんの量が足りない
- ストレス
- 飼い主の気を引きたい
- 消化器系に異常がある
などの理由が挙げられます。
食べる理由と対処法
いつものごはんに飽きてしまった
毎日、同じ食事をしていて飽きてしまい食糞をしてしまうなら、フードを変えてみるのが一番ですが、急に変えると食べなくなったり消化されず便と一緒に排出されその便を食べてしまうかもしれません。
なので、ごはんを変える際はいつものごはんに少量づつ混ぜながら食べさせてあげてください。
変えるのではなくいつものフードに時より缶詰など混ぜて与えるのもいいかもしれなせんね。
ごはんの量が足りていない
飼っている愛犬のごはんの量は適正ですか?
運動量や体重などに合わせた食事量を与えていないと食べても満たされずお腹が空いた状態が続き食糞に至ってしまいます。
食糞以外にも異物を食べたり人間の食べ物を欲しがったりしてしまいます。
かと言って与えすぎも肥満の原因に繋がるので愛犬に適正な摂取量を与えてあげましょう。
フードの箱に表示されているので分かりやすいと思います。
ストレス
散歩や遊びが足りずに運動不足だったり飼い主とのスキンシップが足りていないと寂しさから食糞をしてしまうこともあります。
この場合はたくさん遊んであげて運動不足を解消してあげましょう。
飼い主の気を引くため
ウンチを食べることで飼い主さんが構ってくれることを理解していて食べてしまうこともあります。
もし食糞をしていたら、大きな反応はせずに対応するべきということですが難しいですよね。
食べようとしてたら大きな音を鳴らしてみたりオモチャなどで気をそらすようにしましょう。
食べているときに怒ってしまったり体罰を与えてしまうと犬は賢い動物なので、ウンチを見られたら飼い主に怒られると思いウンチを隠すために食糞をし兼ねないです。
消化器系に異常がある
食事の量は足りていても消化器官に問題があって消化吸収がされず栄養が足りていない状態かもしれないです。
栄養を補うために食べてしまっているのかも。
消化吸収を邪魔して栄養が足りていないのは消化器に寄生虫がいるせいかもしれません。
すぐに検便をして虫下しをしましょう。
多頭飼いしている場合は寄生されている犬のウンチを別の犬が食べてしまい感染してしまう可能性もあります。
食べさせないための対策
今はスプレーや食糞させないためのフードやサプリメントも販売しています。
それらを利用してやめさせるの一つの策です。
ウンチをした後に犬の気をひいてその場から遠ざける。
そして褒めてあげることでウンチをしてもすぐにその場から離れ飼い主さんに知らせるようになるかもしれません。
まとめ
犬がウンチを食べてしまう事は珍しいことではありません。
母犬は子犬の為に行う行為ですし、子犬は好奇心が旺盛です。
仕方ないと言えばそれまでですが、やめさせたいですよね。
そして、食糞は何かを訴えている可能性もあります。
病気のサインかもしれませんしストレスが溜まっているかも?
もし食べているのを見つけたらやめさせるように努めてあげましょう。
口臭の原因にもなります。
寄生虫に寄生されていたらすぐに対処が必要です。他の犬に感染してしまうと更に大変です。
普段から犬の行動パターンを観察して異常がある場合は動画撮影して獣医さんに見せるなどして対処しましょう。
愛犬を病気から守るのも飼い主の役割なので健康で長生きしてもらうためにもたくさん遊んでスキンシップをとりましょう。