家に着いて可愛いペットがお出迎えをしてくれた時に思わずおしっこをしました。
先日、家に帰った時にいつもと同じようにリビングから玄関に愛犬が走り寄ってきました。その時に愛犬がおしっこをしてしまいました。
飼い主の私も初めての出来事だったのでびっくりしました。
皆さんも同じような経験があるのではないでしょうか?
そこで色々調べてみた所「犬のうれしょん」と言う言葉がありましたので少し詳しく書かせて頂きます。
犬はどうして、うれしょんをするのか?
うれしょんの原因
- 興奮しているから
- 服従の意味をこめて
- 子犬だから
- 気が小さくて臆病だから
うれしょんは特に子犬の時によく見られます。
子犬の時期は感情のコントールが出来ないので少しの事でも興奮してしまいます。
飼い主に対して服従していますよ。とお腹を見せておしっこする場合もあります。
これらはトイレ以外で粗相をするのとは意味合いが違います。
うれしょんは犬が人間に甘えたり服従している事を示すために行う行動です。
気が弱く怖がりな犬は、恐怖心からうれしょんをしてしまうことがあります。
不安感や恐怖心などが原因となるびびりしょんとも言われるうれしょんは、今まで一度もしたことがなかった犬が、なぜか突然し始めることもあるようです。
犬のうれしょんは病気なのか?
うれしょんは病気ではありません。
特に仔犬でよくみられる行動ですが、とても服従的な犬の場合や、犬が恐怖を感じている相手、または支配的な相手に対しては成長後もうれしょんをしてしまうことがあります。
また、興奮しやすい性格の犬では、嬉しい時や興奮した時に、少量のおしっこをお漏らししてしまう事があり尿漏れの一種です。
動物行動学的な観点からみれば、異常排尿として扱いますが、病気というわけではありません。
犬のうれしょんはずっと続くのか?
犬のうれしょんを止めさせるにはどうすればいいのか?
うれしょんは根気よくしつければ止めさせることが出来ます!!
個体差もあるかもしれませんが根気よく頑張りましょう。
では実際どうすれば良いのか?考えていきましょう。
まずは犬を叱らない
部屋を汚して叱りたくなるのは分かりますが、犬自身はいけないことをしているとは思っていないんです。
ただ、嬉しい気持ちを表現しているだけなので叱ることはしてはいけません。
叱ることで、不安になり余計におもらしをしてしまうかもしれませんし、叱っているのを構ってくれていると勘違いして、飼い主さんの気を引くためにうれしょんをしてしまうかもいれません。
興奮させない
興奮させないようにするのも大切です。興奮してもすぐ落ち着かせるようにしましょう。
まず犬が落ち着くまで飼い主さんがかまわないようにすることが大切です。犬は、飼い主さんがかまってくれると、興奮してしまうため、おすわりなどで一旦気持ちを落ち着かせましょう。
留守番をさせていて、飼い主さんが帰宅した時にうれしょんをすることが多い犬の場合は、外出する時にケージの中に入れておくと効果的です。
帰宅してすぐにケージから出さないようして、目を合わせたり声をかけたりしないようにしましょう。
出来るだけ犬に理解をさせるしつけをしましょう。
抱っこしたときにうれしょんしてしまう愛犬の場合は、うれしょんしてしまった時にはすぐに降ろしましょう。
撫でたりしているときにうれしょんしてしまうなら、撫でるのをやめましょう。
その時に大きくリアクションしてしまうと、構ってもらえると勘違いしてしまうので気を付けましょう。
またなるべく平常心で視線を合わせないようにしましょう。
それが犬にとっては上記の方法が一番理解し易い方法だと思われます。
トイレできちんとおしっこしたときは思い切り褒めてあげてくださいね。
犬用おむつなどを使うべきなのか?
どうしてもおもらしをして欲しくない場面では使用するのもありだと思います。
外出するときに車に乗せて移動する時や、家に来客がある時などはおむつを使用して汚すの防ぐのにはいいですね。
来客時にはケージにいれておく方が良いとは思いますが、車の中ではおむつの方が自由に動き回れるので犬にも負担は少ないかと思います。
しかし、おむつを使用することでうれしょんが治まるわけではありません。
根本的な解決策ではないのですが、気長にしつけをする事も重要です。
犬のうれしょんについてのまとめ
うれしょんは犬にとって、飼い主さんに「好きだよ!!」「嬉しい!!」「会いたかったよ!!」と伝えているのです。
愛情表現をしているのに叱られたら、落ち込んでしまいますよね。
叱ることでかえっておもらしが増えてしまうこともあります。
うれしょんを止めさせるには根気強く、時間をかけて教えていくしかありません。
もしくは子犬の時期だけ見られる行動かもしれないので理解しておきましょう。
かわいい愛犬の成長を近くで見守りながら隠された犬の愛情表現を見つけていくのも楽しみの一つですね。