手作り犬のごはん「馬肉のトマト煮込みパスタ」のレシピ・栄養
馬肉を使ったヘルシーレシピ第2弾は「馬肉のトマト煮込みパスタ」です。
最近犬用の手作りごはんを作っても白米への食いつきが悪い。
そんなお悩みを抱えている方はぜひ「馬肉のトマト煮込みパスタ」にチャレンジしてみてください。
味だけでなく、噛み応えや見た目に変化をつけるのも、手作りご飯では大切なポイント。愛犬がしっかりと栄養を補え、かつ簡単なレシピとその栄養素について紹介していきます。
【馬肉レシピ】馬肉のトマト煮込みパスタ
【一食分の栄養成分値】
- エネルギー176kcal
- タンパク質12.7g
- 脂質3.8g
- 炭水化物22.9g(総エネルギーの52%)
- 水分153.8g
- 塩分0.3g
【材料】
- マカロニ(乾燥)20g
- 安井商店の馬肉ミンチ30g
- 大豆の水煮10g
- トマトジュース100ml
- ブロッコリー20g
- コーン缶10g
- ナチュラルチーズ(とろけるチーズ)5g
【作り方】
1.マカロニは表記通りに茹でておく
2.小鍋にトマトジュース・馬肉ミンチ・大豆・ブロッコリー・コーンを入れて火が通るまでゆっくり煮る
3.2に1とナチュラルチーズを入れ、全体がまとまるまで煮込んで完成
【ポイント】
- 火が強すぎるとトマトの風味が落ちるので、弱火でコトコト煮てください。
- 塩分が気になる場合はチーズなしでも美味しく食べられます。
- 一食で約13.0gのタンパク質が食べられる高タンパク手作り食です。
- 白ご飯を使った手作り食に飽きてきたわんちゃんにもおすすめです。
- 通常のスパゲティではなく、マカロニを使うことで噛み応えをアップ。
- トマトやブロッコリーにはビタミンCが多く、免疫力を高めます。
馬肉のトマト煮込みパスタの栄養素について
動物性・植物性のタンパク質をしっかりと食べられるよう考えた馬肉のトマト煮込みパスタ。使用する食材にはどのような栄養素が含まれているか、詳しく解説していきます。
マカロニの栄養素
白ご飯同様、エネルギー源になる炭水化物がたくさん含まれています。白ご飯と比較するとタンパク質が2倍ほどあり、食物繊維も多いです。また、サイズが白米の粒よりも大きいため、わんちゃんも噛む楽しさを感じてくれると思います。
トマト(ジュース)の栄養素
トマトはビタミンCやリコピンなど、抗酸化作用の強い栄養素を豊富に含んでいます。身体のなかで発生する過剰な活性酸素を排除する働きがあるため、わんちゃんの血流の改善やアレルギー症状の緩和※などが期待できます。また、トマトにはグルタミン酸という旨味成分が含まれているため、調味料なしでも美味しい手作りご飯を作ることができますよ。
※すでにアッルギー症状で獣医師にかかっている方は、必ず相談のうえ手作り食にチャレンジしてみてください。
ブロッコリーの栄養素
ブロッコリーなどの緑黄色野菜にはβカロテンが含まれていて、トマトのリコピンと同じように抗酸化作用が強いです。また、身体のなかでビタミンAに変換され、免疫機能のサポートや粘膜・皮膚・視力など生命の維持に役立っています。ほかにも、野菜のなかでは珍しく、ブロッコリーを食べるとタンパク質を摂ることもできます。食物繊維もたっぷりと摂れるなど、身体の機能を保つために重要な栄養素を多く含んでいる野菜です。
大豆の栄養素
大豆は「畑の肉」とも呼ばれ、栄養価の高い食材です。とくにタンパク質が多く、今回のレシピで使用した10g中に1.3gも含まれています。ほかにも、体脂肪を軽減するサポニンや脂質の吸収を助けるレシチンなども摂取できます。大豆を与える際に気をつけたいのは「生の状態」ではあげないことです。生の大豆には毒があり、誤って食べると嘔吐などの症状が出ますので、必ず加工済みの大豆(水煮)を選ぶようにしましょう。
チーズの栄養素
生乳を凝縮してつくっているためチーズの栄養価は高く、タンパク質が豊富で、カルシウムもたくさん含んでいます。タンパク質はしっかりとした筋肉をつくり、カルシウムは骨を丈夫にするだけでなく、筋肉活動時にも働くミネラルです。日常的にしっかりと補ってあげることで、いつまでも元気に過ごせるわんちゃんの身体づくりをサポートできます。ですが、脂質や塩分も多く含まれているので、多量にあげることは避けましょう。
馬肉のトマト煮込みスパゲッティ 飼い主さんバージョンのレシピ
馬肉のトマト煮込みパスタを一緒に飼い主様も食べるときは、以下のレシピを参考にしてください。
【飼い主様一人分の材料】
- スパゲッティ 100g(茹でると約200g)
- 馬肉もしくは好きなお肉
- トマトジュース300ml
- コンソメキューブ1個
- ブロッコリー 3房~
- コーン 大さじ1~2
- 水煮大豆 好きなだけ
- チーズ 好きなだけ
【作り方】
- フライパンにチーズ以外の材料をすべて入れ、蓋をして蒸し煮する
- 途中パスタがほぐれるように菜箸でまわす
- パスタが柔らかくなり、全体が絡まってきたらチーズを加えて完成
- ※2のときに水分がなくなるようであれば、水を足して様子をみる
【ポイント】
- フライパンひとつで簡単にできるパスタのレシピです。
- 2のときに放置してしまうとスパゲティ同士がくっついて食べられないので、必ず傍から離れずパスタ番をするようにしてください。
- 濃い味がお好きな方は、コンソメキューブを増やすかケチャップや中脳ソースを加えて味を整えてください。
*馬肉のトマト煮込みパスタを食べて、身体の内側から元気なわんちゃんになりましょう♪
まとめ
トマトやブロッコリーなど、緑黄色野菜をたっぷり使用する馬肉のトマト煮込みパスタを紹介しました。抗酸化作用が強い食材とタンパク質が豊富な食材の組み合わせで作る手作りご飯で、身体の内側からも愛犬をサポートしてあげましょう。