【ペットのための避難用持ち物】地震対策として準備する物とは?
【ペットのための避難用持ち物】地震対策として準備するものとは?
この記事を読むための時間:3分
地震から避難する際、ペット用の持ち物として何を持っていくべきかご存知ですか?
ペットが避難する際には、必ず必要になるものがあります。地震が起こってから準備するのは難しいため、必要なものは事前に準備しておきましょう。
この記事では、ペットが地震から避難するための持ち物について、持ち物の一覧や事前準備の方法などを解説していきます。ペットを飼っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
地震時のペット用持ち物の一覧
地震などの災害時、ペットを連れて避難するためには特定の持ち物が必要となります。
具体的なペット用持ち物は以下の通りです。食事や水分に関しては、最低でも5日分は備えておくべきでしょう。
- 水
- 首輪
- 食器
- フード
- リード
- トイレ用品
- ガムテープ
- ペットの写真
- ペットシーツ
- タオル・ブラシ
- ワクチン接種、既往歴、健康状態などの情報
地震時のペット用持ち物は事前に準備する
地震などの災害はいつ発生するか分からないため、ペット用の持ち物は事前に準備しておきましょう。
事前準備のポイントを紹介していくので、参考にして下さい。
1箇所にまとめておく
災害時にすぐ避難できるよう、ペット用持ち物は1つにまとめておきましょう。別々に保管していると、何が必要なのか把握できなくなります。
少なくとも、優先順位の高い持ち物だけでもまとめておくとスムーズに避難できるでしょう。具体的な優先順位は次章で解説していきます。
優先順位を付けておく
地震から避難する際、必ずしもペット用持ち物を全て持って逃げられるかは分かりません。
そのため、あらかじめ優先順位を付けておくと、焦ることはないでしょう。
1位:命、健康に関わるもの
ペットの命、健康に関わるものは人の避難用持ち物と一緒に保管し、最優先に持ち出せるようにしましょう。
具体的な持ち物としては、以下のものが挙げられます。
- 薬、療法食
- ペット用の食事、水
- 予備の首輪、リード
- キャリーバッグ、ケージ
- ケージ補修用のガムテープ
人間の食料と異なり、ペット用の食料は支援物資として届くまでに時間がかかる可能性があります。最低5日分は用意しておくと安心できるでしょう。
ただし、珍しいペットの場合はさらに長期間分の食料が必要となるため、日頃からストックを保管しておくべきです。
2位:ペット、動物病院の情報
ペットの健康状態を把握しておくために、ワクチンの摂取状況や既往歴などの情報をまとめておくと便利です。健康状態と一緒にかかりつけの動物病院の情報も載せておきましょう。
また、ペットの写真を用意しておくと、ペットが迷子になった時の捜索依頼として利用できます。
- ペットの写真
- かかりつけの動物病院の情報
- ワクチンの接種状況、健康状態、既往歴
3位:普段のペット用品
ペット用の避難用持ち物としてまだ余裕があるのであれば、普段のペット用品を持って避難しましょう。
使い慣れたおもちゃやトイレ用品などを持っていくことができれば、避難所におけるペットへのストレスが緩和されるでしょう。具体的な持ち物は以下の通りです。
- おもちゃ
- トイレ用品
- ペットシーツ
ただし、無理をしてまで持っていくべきものではありません。地震が落ち着いて、一時帰宅が許されてから持ち出すという流れでも良いでしょう。
事前にペット用の地震対策を!
この記事では、ペットのための避難用持ち物とその準備方法について解説しました。地震が発生しても焦らないように、あらかじめ避難用の持ち物をまとめておきましょう。また、持ち物に優先順位を付けておくと、迷わずに避難できます。
地震はいつ発生するか分からないため、普段からの備えで大切なペットの命を守りましょう。
前の記事へ
次の記事へ