有名人トップブリーダー名取裕子さんに学ぶ愛犬との関わり方
引用元:Sippo – 朝日新聞デジタル
愛犬をチャンピオン犬に育て上げた大女優
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バラエティー番組などで大活躍の名取裕子さん。実は、芸能界きっての愛犬家としても知られており、ドッグショーで何度も入賞するほどの愛犬を育て上げたトップブリーダーなのだそう。今回は、そんな名取裕子さんの愛犬との関わり方を掘り下げていきます。
芸能界きっての愛犬家、名取裕子さんのプロフィール
名取裕子さんは、1957年(昭和32年)に神奈川県で生まれました。大学1年生のときに東宝とカネボウ化粧品の共催で催された「ミス・サラダガール・コンテスト」で準優勝して芸能界入り。数々の映画やドラマ、舞台で活躍し、日本を代表する実力派女優となりました。近年では、クイズなどのバラエティ番組への出演で、とどまるところを知らない多才ぶりを発揮しています。
動物に囲まれて育った子供時代
名取さんは、幼少期から犬や猫に囲まれて育ちました。野良猫を含めると多いときには36匹もの猫がいて、近所でも有名な「猫屋敷」だったそう。猫が赤ちゃんを産む際、幼稚園を「産休」で休んだこともあるのだとか。
中学生の頃に飼っていた愛犬が倒れたときに、貯めていたお年玉を手に「助けてください!」と飛び込んだ動物病院。その時の獣医師が、40年以上が経過した現在でも、愛犬たちの主治医として見守ってくれているのだそう。
自身の37歳の誕生日に飼い始めたミニチュアダックスフンドのブブは、継母の介護などで精神的に不安定になった名取さんの心の支えでした。その後、ブブが出産するときには、名取さんが2カ月の「産休」を取ったというのは有名な話。名取さんは独身ですが、過去にプロポーズをされたことはあったとのこと。しかし、その相手の方が犬をあまり好きではなさそうだったので断ったという過去も。
ドッグショーで50もの賞を総なめに
ブブの娘であるミニチュアダックスフンドのジジは、数々のドッグショーで優勝し、2000年度の「ドッグ・オブ・ザ・イヤー」を、オーナー兼ブリーダーである名取さんは「トップブリーダー・オブ・ザ・イヤー」を獲得。また、2002年度アジア大会に出場した際は、ダックスフンド・メス部門でアジアチャンピオンに輝くなど、通算50もの賞を総なめにしました。
人間の都合を押し付けない育て方
犬は大切な家族なのだから、飼い主の責務として、人生ならぬ「犬生」をまっとうできる環境を整えてあげたいと話す名取さん。「犬は飼い主のかがみ」、言うことを聞かない犬を「バカ犬」と言う飼い主の方がダメなのだと言います。犬に人間の都合を押し付けることなく、個々の犬の性格を見ながら褒めて伸ばしていくのが名取さん流の育て方なのです。
残念ながら、ブブちゃんは2012年に、ジジちゃんは2017年に他界しましたが、それぞれ名取さんの献身的なケアにより「犬生」をまっとうできたのではないでしょうか。
まとめ
日本を代表する実力派女優の名取裕子さんは、芸能界きっての愛犬家としても知られています。動物に囲まれて育ったことで、家族として犬に接することは、名取さんにとっては自然なことだったのかもしれません。愛犬が数々のドッグショーで賞を獲得したことから、トップブリーダーとしても知られることとなりましたが、人間の都合を押し付けることなく、犬の良い部分を伸ばしたからこその結果と言えるでしょう。
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