うさぎの足ダンはストレスのサイン!やめさせるには飼い方を見直すべし
うさぎの足ダンはストレスのサイン!やめさせるには飼い方を見直すべし
この記事を読むための時間:3分
うさぎがダンダンと強く地面を踏みならす「足ダン」。ディズニー映画でも描写されるくらいよく知られた仕草です。飼い主の方も目にしたことがあるのでは?
おうち時間の長いこのご時世、近所迷惑かもと「足ダン」をやめさせたい人は多いはず。うさぎ以外のペットがびっくりすることもあるでしょう。
どうしてうさぎは「足ダン」をするのでしょうか。そして「足ダン」による弊害や、対処法にはどんなものがあるのか、この記事で解説します!
うさぎの足ダンは主にストレスのサイン
うさぎの足ダンは、元々遠くの仲間に危険や不調を知らせるための合図でした。そのため、足ダンをする理由のほとんどが、うさぎがストレスを感じているしるしだといわれています。
危険を感じて怯えている
うさぎは耳など感覚が鋭く、総じて繊細な性格です。そのため不意に大きな音やキツいにおいがすると、足を踏みならして危険をまわりに知らせようとします。
飼い主側の原因としては、物を落として大きな音を立てたり、においのキツい食事をしていたり……といったことが考えられます。うさぎを驚かせる心当たりがない場合は、うさぎにしかわからないにおいや音波を感じ取っているのかも。
飼い主にしてほしいことがある
うさぎは危険を知らせる以外にも、飼い主にしてほしいことがあるときに、足ダンすることが少なくありません。
例えば「お腹が空いた」「トイレが汚れたままだよ」など、足ダンで早く世話をするよう催促します。中には飼い主にかまってもらえず淋しいときに、わざと足音を立てて気を引く子も。
やりすぎるとうさぎが足を痛めてしまう……
うさぎが自己主張のために使う足ダン。一見かわいらしいものですが、放置しておくとうさぎが足を痛める可能性があります。
例えば足の裏の皮膚が炎症を起こす「ソアホック(足底皮膚炎)」という状態になったり、ひどいときには足の骨が折れたりすることもあります。
うさぎの足ダン対策!やめさせるにはどうする?
飼い主としては、ケガをする前にうさぎに足ダンをやめさせたいものです。
ここでは具体的な対策を紹介しますが、基本はうさぎの生活環境を、できるだけ整えてあげるのが大切。
お世話を忘れていないか確認
先述の通り、うさぎが足ダンするときは、食事やケージの汚れなど、飼い主に世話をしてほしいというサインである場合が多いです。フードをきちんとあげたか、飼育スペースの掃除を忘れていなかったか……と、お世話をするうえで忘れていることがなかったか、確認をしましょう。音やにおいにも気を付けるとなお良いですね。
ストレス解消の道具を置く
うさぎも小さな部屋で飼われていると、室内の散歩だけでは足りずにストレスがたまり、ダンダンと足をつい鳴らしてしまいます。ストレス解消のために遊具を新調するのはどうでしょうか。部屋にトンネルを設置してくぐらせる・壊れにくくて1匹でも遊べるおもちゃを与えるなど、できることは色々あります。特に硬い草を編んだボールは、うさぎのデンタルケアにもなるのでおすすめですよ。
たくさんかまってあげる
お世話をきちんと見直したり、おもちゃをあげたりしても足ダンがやまないときは、うさぎが淋しがっているのかも。特に長く飼っていると、うさぎに慣れてしまって、コミュニケーションが足りなくなっていることもあります。ただ寝食の面倒を見るだけではなく、まめに撫でてあげたり、遊びのときに触れあってコミュニケーションをとったりして、うさぎのことを大好きだと伝えてあげてください。
それでも足ダンが止まない場合は病院へ
上記のことを一通り試しても「足ダン」が止まないときは、うさぎが体調を崩しているのではないでしょうか。うさぎは体調不良を隠す習性がありますが、我慢できずに足ダンをして、飼い主に知らせることもあります。
食事や睡眠時の様子、フンの状態もよく観察して、心配なら動物病院に連れていってあげましょう。
同居のペットのストレス軽減に、安井商店のペットフードを
この記事では、うさぎがストレスによって「足ダン」をすること、そしてその対処法についてお伝えしました。うさぎはペットの中でもとりわけデリケートですが、どんなペットでもストレス対処法は大変なものですよね。
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ペットとの快適な生活のために、ぜひご検討ください。
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