うさぎの遊び方を工夫しストレス解消に!遊び場やおもちゃを選ぶ方法
うさぎの遊び方を工夫し本能を刺激!遊び場やおもちゃを選ぶ方法
この記事を読むための時間:6分
外で体を動かすと、体調や心も充実して、素晴らしい気持ちになりますね。それは人間もうさぎも一緒。うさぎは大人しくて小さな部屋でも飼えますが、ちゃんと遊んであげる方がうさぎのためにいいのです。
おすすめは、野生の暮らしに近い遊び場を用意すること。どのようなグッズや時間を使うべきか、またうさぎにとってどんな効果があるか、この記事で見ていきましょう。
うさぎとの遊びは体調管理に欠かせない
うさぎの遊び方といっても走り回るだけではなく、狭いところでかくれんぼをしたり、柔らかな地面を掘ったり、色々な方法を試すことができます。
「小さい部屋で飼えるなら十分じゃない?」と思っても、それでは不十分。この項目で、主な効能を確認しましょう。
運動させて健康維持とストレス発散
うさぎは家畜化される前、穴の中で暮らし、穴掘り・前歯の手入れなどをしていました。ペットになってもそういった野生時代の習慣を抑制しない方が、うさぎも余計なストレスを溜めないで済みます。そのうえ走るだけでは鍛えられない筋肉や、体の感覚も鍛えられるので、うさぎにとっては良いトレーニングも兼ねているようです。
うさぎは小さな部屋でも飼えますが、ただ適当に部屋を歩き回らせるだけでは、ストレスがたまって病気・肥満の原因になります。
飼い主との絆を深める機会に
うさぎと楽しく遊んで触れ合うと、飼い主との仲もいっそう深まります。うさぎは臆病で警戒心が強いけれど、その分気を許した相手の前では、のんびりリラックスできるもの。某ブロガーさんが飼っているドワーフうさぎも、仕事が終わって読書している横でコテンと横になったり、かと思えばグイグイ顔を押しつけて「撫でて!」と催促してきたりするそうです。
特別なおもちゃがなくても、まずは撫でてあげたり、追いかけっこしてあげたりするだけでも、楽しい遊びの時間になりますよ。
うさぎと遊ぶ環境を整える:遊ぶ時間と場所は?
うさぎとの遊びの効果がわかったら、続いてはいよいよ遊び方を知りましょう。
まずは遊ぶ時間・場所から!とは言っても、遊び場や時間はある程度飼い主が自由に決めて構わないのです。
遊ぶのは夜に!タイミングは飼い主次第で
うさぎとは(飼い主の体調が悪くなければ)ほとんど毎日遊んであげるのが大前提ですが、いつ遊ぶかは飼い主の都合で前後しても構いません。むしろ少しずつタイミングを変えたほうが、うさぎが我慢強くなります。「毎日◯時に遊ぼう」とスケジュールを決めるのはおすすめしません。時間がくると、うさぎが飼い主の都合を考えず「遊んでよ!」と、催促するようになります。
なお、遊ぶ時間帯は夜にしましょう。うさぎは本来、朝~昼に眠って夜に活動する夜行性。飼い主が帰宅するころには元気がありあまっていて、機嫌よく遊びに応じてくれますよ。
うさぎ専用の遊び場を室内に作ろう
続いては、うさぎの遊び場の作り方を紹介します。
飼育用のケージとは別に、金属製・木製のフェンスでサークルを作る飼い主が多いです。多くのサークルは折り畳み式で軽く、少し部屋を片付ければ準備完了。うさぎが跳ね回ったり、走ったりするにはぴったり。他のうさぎや小型犬も飼っているなら、その子たちにも良い遊び場になります。
サークル内には遊具として、ゴミ箱くらいの大きさのミニトンネルや古タオル(詳しくは後述)を置くのもいいいですね。
うさぎと外で遊んでもいい?
気温の変化に弱いうさぎは室内飼いが基本……ですが代官山や船堀など一部の街には、うさぎ専用の広い運動場、いわゆる「ラビットラン」があります。ご自宅からうさぎを連れてきて他の子と触れ合わせる、敷地内に生えている野草や牧草を食べさせるなど、楽しみ方は色々。うさぎも穴掘りを楽しむことや、新鮮な気持で散歩をすることができます。
来場は予約制の場合が多いので、自分の予定や予算とも相談して決めてくださいね。
お部屋でうさぎの運動欲求を満たす遊び方は?
最後の段落では、いよいようさぎとの遊び方を解説します。
うさぎは跳ねる、隠れる、地面を掘るなど、行動にバラエティがあるので、遊び方に幅があるのがいい所。うさぎの気分に合わせて、遊び道具をたくさん用意してあげましょう。
①部屋の中を飼い主と歩き回る
一番スタンダードな遊び方は、サークルで囲った床を散歩させる「部屋んぽ」です。30分~1時間程度でも、うさぎにとっては結構な運動量に。
「部屋んぽ」のときにはうさぎにかじられて困るもの・コードや観葉植物など危険なものは、念の為片付けます。さらに、うさぎが転ばないよう床にジョイントマットを敷きましょう。
②工夫次第で掘ってもぐって
先述の通り、サークルの中にトンネルやタオルを置くと、うさぎの遊び方にも幅が生まれます。例えばトンネルはうさぎが巣穴にもぐる感覚を思い出させます。通路のような長いトンネルも置くと、うさぎが走り抜けて楽しむことも。他のうさぎや、犬や猫も飼っていると、一緒に隠れて遊んで、まるで内緒話をしているようです。
タオルならくしゃくしゃに丸めて置いておくと、うさぎが喜んでぐいぐい引っ張ることがあります。これは祖先が穴を掘って巣作りをしていたころからの名残り。糸くずを飲み込まないよう、毛足の短いタオルをあげましょう。
大き目の木箱や段ボールにウッドチップを入れると、うさぎがいっそう穴掘りの感覚を楽しめます。
③おもちゃをうさぎの健康管理に役立てる
おもちゃは遊び方のバリエーションを広げますが、ものによっては健康づくりにも役立ちます。「マイベスト」の調査によると、人気が高いのは硬い草で編まれたロープやボール。鼻でつんつん押して転がすだけでなく、かじって伸びすぎた歯を手入れできる効果があります。天然素材でできているので、プラスチックのおもちゃより誤嚥の危険性が少ないのがポイント。
④うさぎと楽しくスキンシップ
うさぎと早く仲良くなりたいときは、飼い主自身が、うさぎの遊具の代わりになって遊んであげるのはどうでしょうか。うさぎも飼い主のにおいを覚え、安心感を感じるようになります。主に、以下のような遊び方ができますよ。
- 脚を投げだし、ハードルの代わりに飛び越えさせる
- 膝の上に座らせ、体を登らせてアスレチックごっこ
- 遊び疲れて休憩中のうさぎを優しく撫でる
- うさぎを抱っこして耳の付け根や背中をマッサージ(慣れている人向け)
なお、不慮の事故を避けるために、うさぎの嫌がらない触り方についても確認しておきましょう。
おわりに
この記事では、うさぎの本能を刺激し、楽しめる遊び方について紹介しました。
- フェンス型のペットサークルに遊具を置いて運動場に
- 1時間前後を目安に、夜に遊んであげよう
- おもちゃは硬い草でできたものがおすすめ
漫然と遊ぶだけではなく、本来のうさぎの生態に近い遊び方ができるといいですね。
安心安全なペットフード「SONAE」でペットの体づくり
さて、愛するペットとの仲を育むには、日々のコミュニケーションやお世話の積み重ねが大切です。今回はうさぎのお世話について紹介しましたが、犬や猫など他のペットを一緒に飼っている人も、多いのではないでしょうか。大地震などの災害時や、飼い主の体調不良でお世話が難しいときにも、普段使っているグッズをササッと用意したいもの。
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ペットとの快適な生活のためにも、安井商店のグッズをぜひご検討ください。
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