猫風邪を防ぐには予防接種(ワクチン)を!種類と費用を解説
猫風邪を防ぐには予防接種(ワクチン)を!種類と費用を解説
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飼い猫を猫風邪から守るには予防接種(ワクチン)が効果的です。そこで今回は予防接種で防げる感染症やワクチンの種類、受けるタイミング、費用について解説します。猫が病気にならないよう、飼い主がきちんと管理してください。
猫風邪を防ぐには予防接種を受けよう
猫風邪はウイルスによる感染が原因で発症する病気です。いつウイルス感染するかは分からないので、事前に予防接種を受けましょう。
猫風邪とは
猫風邪は「猫ヘルペスウイルス感染症」や「猫カリシウイルス感染症」と呼ばれる感染症です。それぞれヘルペスウイルス、カリシウイルスに感染することでくしゃみや鼻水、目やに、発熱といった症状を引き起こします。
猫風邪を防ぐには、ウイルス感染しないよう他の猫との接触を防ぐことが大切ですが、一匹で外に出かけているとき、ベランダから野良猫が入ってきたとき、飼い主が野良猫を触った手で飼い猫に触れるときなど、感染経路はいくつもあります。
そこで安全に猫風邪を予防するには、ワクチン接種が効果的です。万一猫風邪にかかったとしても軽症で済みます。
予防接種の効果
ワクチンには弱毒化された微量のウイルスが含まれています。猫に投与すると、体が病気に打ち勝とうと免疫細胞を作り始めます。その結果、猫風邪の原因であるウイルスに感染しても発症しない、または発症しても軽症で済むという仕組みです。
予防接種の有効期限と受けるタイミング
予防接種の有効期限は約1年です。毎年1回は定期的にワクチン接種をしましょう。
子猫の場合、生まれてすぐは母乳による免疫抗体がありますが徐々に減少します。生後2ヶ月経つころに1回目のワクチンを打ち、2回目は1ヶ月間隔を空けて、月齢によってはその1ヶ月後に3回目を打つといいでしょう。
猫風邪だけじゃない!予防接種で防げる感染症
予防接種で防げる感染症は猫風邪だけではありません。予防できる感染症についてご紹介します。
猫汎白血球減少症
パルボウイルスが原因で腸炎を引き起こす病気です。嘔吐や下痢、高熱などの症状が見られます。
猫クラミジア感染症
クラミジア病原体に感染することで発症します。くしゃみや鼻水、咳、目やに、涙の増加などの症状が出ます。
猫白血病ウイルス感染症
白血病や貧血、下痢、口内炎、発熱などの症状が現れます。致死率の高い病気です。
猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)
血液感染や母子感染によって発症します。免疫機能が低下して口内炎や嘔吐、下痢、体重減少、風邪などの症状が出ます。
予防接種の種類と費用
予防接種には4つの種類があり、防げる感染症が決まっています。
予防接種の種類
予防接種の種類 | 防げる病名 |
3種混合 | 猫ヘルペスウイルス感染症(猫ウィルス性鼻気管炎)、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症 |
4種混合 | 猫ヘルペスウイルス感染症(猫ウィルス性鼻気管炎)、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス感染症 |
5種混合 | 猫ヘルペスウイルス感染症(猫ウィルス性鼻気管炎)、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス感染症、クラミジア感染症 |
FIV単独 | 猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ) |
室内飼育の猫には3種混合、外出する猫には4種混合や5種混合が推奨されています。猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)だけは、単独での接種が必要です。
予防接種の費用
予防接種の費用は病院によって違いますが、3種混合 なら3,000~5,000円、5種混合なら5,000~7,500円ほどかかります。なお、ワクチン接種は予防行為なので、ペット保険では対象にならないことが多いです。
まとめ
猫風邪は予防接種によって感染を防ぐことができます。1年に1回はワクチンを接種し、猫を様々な病気から守りましょう。
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