子犬のワクチン予防接種に順番はあるの?必要な接種回数・重要性
ワクチン接種の順番と必要な回数・重要性について
この記事を読むための時間:3分
子犬のワクチン接種は、狂犬病予防・混合の2種類のワクチンがあります。どちらを先に接種すれば良いのか、疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
基本的には、どちらを先に接種するのかにルールはありません。
しかし、どちらかを優先させるのかということであれば混合ワクチンの接種がおすすめです。
この記事では、ワクチンを打つ順番と接種に必要な回数・重要性について詳しく紹介を致します。これから、愛犬を迎え入れる予定の方は、最後まで記事を読んで下さいね。
ワクチン接種の順番と回数・重要性とは?
子犬の時期に必要なワクチンは、非常に多くあります。どんな順番で接種をすれば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ここでまとめたことを守れば、ワクチンの重要性についてしっかりと理解することができますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ワクチン接種の順番
犬のワクチンは、基本的に狂犬病予防と混合ワクチンの2つに分類されています。結論としては、狂犬病ワクチンと混合ワクチンを一緒に打つことはおすすめされていません。
狂犬病ワクチンは、接種してから約7日ほど経つと混合ワクチンを接種することが可能となります。一方で混合ワクチンを接種してから約1か月ほど経過すると、狂犬病ワクチンを打つことが可能です。
混合ワクチンの役割は、さまざまな感染症から愛犬の身を守ってくれることです。感染率のを鑑みると、接種する順番は混合ワクチンを先に打つことをおすすめします。
とくに、1歳齢で混合ワクチンの接種が不可能であった場合は、狂犬病ワクチンよりも混合ワクチンの方を優先してください。ただし、ワクチン接種の順番に関しては、動物病院によって考え方に違いがありますので担当の獣医とよく話し合いをして決めましょう。
必要なワクチンの回数について
移行抗体は決して万能ではありません。移行抗体量が減少すると、病気に感染する確率はどうしても高くなってしまいます。
犬が病気に掛からないためにはワクチンの接種は重要ですが、移行抗体が体内に残っているとワクチンを打っても十分な効果を得ることはできません。
ワクチンの効果をしっかり得るためには、ワクチンプログラムに従い複数回に分けて接種しましょう。
1度目のワクチンは6週齢から8週齢の間とされています。母犬からの移行抗体が無くなっているのを予想してワクチンを打ちます。
2度目と3度目の接種は、前回から約4週後となっています。これは、前回に接種をしたとき移行抗体量の減少が少なく、抗体がまだついていない場合があるためです。
3度目と4度目のワクチンは、前回よりもさらに1か月後に打つ必要があります。
子犬がワクチンを打つことで、抗体まで作り出せるようになったことを考え16週齢以降に、最後のワクチンを接種します。
また、初年度に混合ワクチンを接種しても、免疫能力が備わっていない場合は、しっかりと抗体をつけさせるにブースターワクチンと呼ばれるものがあります。
ブースターワクチンは、26週齢から52週齢の間で行います。これにより、子犬に必要なワクチン接種は終了です。しかし、最初の混合ワクチンを接種したときに、免疫がしっかりとついていればブースターワクチンの接種は必要ありません。
子犬にワクチン接種は重要なのか
ここまで、しっかりと記事の内容を読んで下さった方であればワクチンの重要性について理解できたはずです。子犬へのワクチン接種は必要なことです。愛犬をさまざまな病気や感染症から守ってくれるのがワクチンです。
ワクチンが打たれていないと、感染症に陥り最悪の場合は死に至ることもあります。また、狂犬病予防をしていないと、飼い主に罰則を与えられてしまうでしょう。
愛犬も大切な家族の一員であるので、あらゆるリスクを取り除いてあげるためにも必ずワクチン接種は怠らないようにしてください。
ワクチン接種は順番よりもプログラムが重要
愛犬にワクチンを打つときに最も重要視するのは、順番よりもワクチンプログラムに従うことです。じっくり獣医師と相談して、愛犬への負担が少なくできるようワクチンの接種をするようにしてください。
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