【地震・津波対策】ペットの安全を守る備えを徹底解説

【地震・津波対策】ペットの安全を守る備えを徹底解説

LINEで送る
Pocket

【地震・津波対策】ペットの安全を守る備えを徹底解説

 

【地震・津波対策】ペットの安全を守る備えを徹底解説

 

この記事を読むための時間:3分

 

地震や津波からペットを守るために、あなたは事前の備えをしていますか?

地震や津波はいつ発生するか分からないため、ペットを飼っている方は常に災害に備えておかなければなりません。留守番中のペットの安全確保や、避難する持ち物の準備、避難場所や避難ルートの選定など事前の備えは多岐に渡ります。

そこで、この記事ではペットを地震や津波から守るための6つの備えについて解説していきます。ペットを飼っている方や、飼うことを検討している方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

ペットの安全を守る6つの備え

地震や津波からペットを守るためには、事前の備えが必要不可欠です。いつ災害が発生してもペットを守れるように対策しましょう。

 

ワクチン接種、寄生虫の駆除

ペットを飼っている方は、ワクチン摂取や寄生虫の駆除を行いましょう。ペットの健康を守るためだけでなく、地震や津波などの災害への備えにもなります。

避難場所やペット用シェルターにてペットを受け入れてもらう際、ペットへのしつけや健康状態が条件になる場合があるのです。
ペットの健康状態を把握しやすいように、ワクチンの摂取状況や寄生虫の駆除状況、既往歴などの情報をまとめておくと便利でしょう。

犬の場合で例を挙げると、ワクチン接種や寄生虫の駆除として以下のような処置が考えられます。

  • 混合ワクチン
  • 狂犬病の予防
  • 犬フィラリア症の予防
  • 外部寄生虫(ノミやダニなど)の駆除や予防

 

最低限のしつけ

地震や津波の発生により避難場所で生活する可能性があるため、ペットに対して最低限のしつけはしておきましょう。ペット受入可能な避難場所であったとしても、「基本的なしつけができていること」を受入条件として設定している避難場所が多いのです。

また、避難場所で生活をしていると、生活環境の急激な変化によってペットが普段と異なる行動をとってしまう可能性があります。そんな時でも、基本的なしつけが出来ていれば、ペットを落ち着けることができます。

 

ケージに慣らす訓練

普段の訓練によって、ペットがケージに慣れるように努力しましょう。家の中で飼育している方はケージに入れる必要がない場合もありますが、地震や津波などの影響により避難場所で生活をする場合には必要不可欠です。

多くの避難場所では、「ケージに入っていること」をペットの受入条件として設定しています。つまり、ペットがケージに慣れていないと、避難場所での生活はペットへ過度にストレスを与えてしまうということです。

また、無理にケージに入れてしまうと、落ち着きがなくなって普段と異なる行動をとる可能性もあります。
避難場所でのストレスを軽減するために、日頃からケージに慣れる訓練をしていきましょう

 

家具の固定やガラスの飛散防止

ペットが留守番中に地震や津波が発生する可能性があるため、ペットの飼育環境を見直しましょう。
ペットが普段活動している範囲やハウスを設置している場所から危険を取り除くように心がけるのです。具体的な方法は以下の通りです。

  • ハウスに屋根を付ける
  • キャスターはロックする
  • 十分な水を用意しておく
  • 家具が倒れないようにする
  • 高い所に重いモノを置かない
  • 室温が長時間保つようにする
  • ハウスを安全な場所に設置する
  • 引き出しが飛び出ないようにする
  • ガラスが割れて飛散しないようにする

 

ペットの避難セットを用意

地震や津波などの災害時、ペットを連れて避難するためには特定の持ち物が必要となります。避難時に持っていくペット用持ち物の例は、以下の通りです。

  • 首輪
  • 食器
  • フード
  • リード
  • トイレ用品
  • ガムテープ
  • ペットの写真
  • ペットシーツ
  • タオル・ブラシ
  • ワクチン接種、既往歴、健康状態などの情報

 

人間用の支援物資に比べると、ペット用の支援物資が届くまでには時間がかかります。食事や水分に関しては、最低でも5日分は備えておくべきでしょう。

また、小動物のペットは餌が特殊な場合が多いため、犬や猫など支援よりもさらに時間がかかる可能性があります。普段の与える餌を常備しておくと安心です.

 

避難場所、避難ルートの確認

地震や津波に備えて、ペットが受入可能な避難場所と避難場所までのルートを確認しておきましょう。
ペットの受入が可能かどうかは、避難場所ごとに異なります。

ペット受入可能だとしても、その多くは条件(ケージに入っている、しつけができているなど)が設定されているため、事前に確認しておくと安心です。

また、地震や津波の被害によっては、道が通れなくなっている可能性があります。ハザードマップなどを参考に避難ルートを決めると良いでしょう。

 

事前の備えでペットを守ろう

この記事では、地震や津波からペットの安全を守る備えについて解説しました。
災害はいつ発生するか分からないため、ペットの安全を守るためには事前の準備が必要不可欠です。

災害が発生した場合を想定して、「部屋から危険を除く」「避難用の持ち物を準備する」「ペットの訓練を始める」など少しずつ始めていきましょう。

コメントは受け付けていません。

LINEで送る
Pocket

ペットの防災・非常食などでお悩みならぜひご相談ください。業務用にも対応しております。

お問い合せはこちら お問い合せはこちら arrow_right
keyboard_arrow_up